ユーザーもロボットもKISS(キス)が好き
KISSとは、「Keep It Simple, Stupid」の略で、「単純にしろよ、このマヌケ」といった意味で、シンプルこそが一番と言う格言です。
考えても見てください。複雑で難解でゴチャゴチャに膨大なものを誰が好みます? 面倒くさい!と思われたら嫌われるのがおちでしょう。
SEO対策でのKISSとは、サイトの構造を、訪問者が余計なことを考えて迷ったり面倒くさくなったりしないように、誰でもわかるくらい単純にデザインするという意味で使われます。
シンプルにデザインすることは、ユーザーや検索エンジンロボットを迷わせたり嫌われることのないようにし、SEO的にもユーザビリティ的にも、優れたサイトを制作することを可能にします。
特にSEOでは、どんな検索エンジンのどんなロボットでも迷わせないように、どんな検索エンジンのどんな検索アルゴリズムでも迷わず的確に判断できるように、小さくシンプルな構造のWebサイト作りを基本とするのが望まれます。
KISSの考え方が必要なわけ
サイトの構成は、一般に単純明快であればあるほどアクセスの向上につながるとされます。内容が判りやすく利用方法が簡単であればあるほど、「使いやすいページ」として好まれるからです。
あまりにも複雑な構成のサイトやページは、ユーザーが目的の情報を見つけ出せず、また目的の情報にへたどり着けないというイライラ感をつのらせます。また、ページあたりの情報量がむやみに多かったり、特殊なスクリプト言語を多用すると、読み込みにも時間がかかるなど、何かとユーザーに不便を感じさせます。これでは「このサイトからさっさと逃げてください」と言っているようなものです。
また、検索エンジンロボットは、各種タグを認識して重要なキーワードやWebサイトのテーマを判別し、またリンクをたどってサイト内の各ページをインデックスしたりします。このとき、いたずらに複雑で膨大な量の記述は、ソースコードの論理的エラーを引き起こしやすくなり、検索エンジンロボットのスムーズな読み込みも妨げやすくなります。結果的に、検索エンジンロボットはそのサイトを嫌い重要視しなくなり、検索エンジンにおける順位も下げてしまいます。
KISSの実施
①サイトのHTMLをシンプルに
SEOを行う上で重要なことは、シンプルなHTMLの作成を心がけることです。HTML文書内に含まれる文字やリンク情報、論理構造など、これらの必要な情報以外の要素がHTML文書内に多く含まれていた場合、検索エンジンロボットに良い影響を与えることはありません。
ですから、余計なタグやファイルサイズ、スクリプトなどを極力少なくし、HTML内の文字やリンク情報、論理構造などをわかりやすく配置しましょう。
特に注意しなければならない点は、<body>タグの前に大量のソースコード(例えばスタイルシートやJavaScript)が記載されていると、重要なテキスト情報を拾ってくれない場合があります。
スタイルシートやJavaScriptのコードがグチャグチャになっているのは好ましくありません。無駄なコードは削除し、外部化できるものは「css(スタイルシート)」「「js(ジャバスクリプト)」として外部化することをお勧めします。
②サイトのデザインやレイアウト、リンクをシンプルに
ユーザーを如何に長く引き止め自サイトに慣れていただくか、サイトを立ち上げる目的のひとつでしょう。ですから、そのサイトに不慣れなユーザーでも迷わず利用できるようなサイト構築が求められます。そのためには、サイト内の余計なものを削ることです。余計なものを省き、シンプルに保つことで、ユーザーを迷わせることなく、高いユーザビリティを実現させることが可能になります。
Yahoo!ビジネスエクスプレス他
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